『YOUNG BAD EDUCATION』の続編です。これだけでも面白いのですが、二人の馴れ初め等いろいろ知ってる方が何倍も楽しめると思います。私は続編を読んでからやっぱり本編も読みたくなって、すぐに分冊版(表題作は3まで)を購入。読むのと
読まないのでは面白さは比べ物になりません(個人の感想です)。
年上で学校の先生でしかも担任。もう少しキリッとしそうなものですが、先生可愛い笑。ほんと水沢くん大好きだなぁ。でも卒業の日を文字通り指折り数えて待つ水沢くんも負けてない。
私は常々愛猫が可愛すぎてしんどいとは思っていますが…。叶うはずのなかった、密かに想い続けた水沢くんと、付き合うことになって、自分への確かな愛情を感じて、これ以上ない幸せな毎日に先生は不安を覚えてしまう。でもそんな先生に対する水沢くんの言動がたまらない。
17歳と37歳から28歳と48歳までを、二人が思い出をひとつずつ増やしながら歳を重ねていきます。番外編は21歳と41歳の頃の思い出を語る35歳と55歳の二人。水沢くんは大人になっていくし、先生はちゃんとよりおじさんになっていく笑。このおじさんの何がそこまで…とは正直ちょっと思います(いや先生可愛いけど笑)。でもだからこそ人を愛することの素晴らしさや二人の愛が余計に沁みます。邪魔が入ることも特に大きな問題が起こることもないのですが、二人のずっと変わらない想いと日々を大事に積み重ねていく様子が描かれていて本当に素敵でした。
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