スタイリッシュでちょっとエキセントリックで時々痛い独自の世界観をもつ小野塚さん。かなり好みわかれる作風ですよね〜
でもこれはあまり痛くなくて、意外や意外ベタで分かりやすい設定の話が揃ってました。びっくり(笑)
あ、でもやっぱりち
ょっと屈折気味な心理描写はお見事です!そこがイイ、そこが好きです
ラグランスリーブ姿の中学生に一目惚れしちゃった弁護士くん(ただのリーマンにしか見えないけど)の恋の珍道中。シャツ=彼の断片とかフェティッシュだけど何気にヲトメ?
先の弁護士くんの同僚の司法修習時代の恋?。友情と恋愛の境界線がセツナイやら焦れったいやら……すっごく直球にBLで軽く驚いたりして(笑)
憧れなのか恋なのか…ひょんなことからつるむようになった学校の先輩に感じる説明のつかない気持ちの行方。ラストの告白は胸にグッとキます
ボーイズバーのホストとだめんずオーナーのお話。このだめんずオーナーと前オーナーの過去に萌えてしまったんですが…スピンオフどこかにないかな?(かなり痛くなりそうだ)あ、途中レ○プシーンありです
+後日談(サブタイは逆読みにて)
どれも、絶妙に切なくてでもこれからに希望を馳せるようなラストで読後感もなかなか良いです。特に蘭虫の二人の続きはかなり気になります(笑)
他の方のレビューには分かりにくくて独特、といった感想が目立つけど、物語自体は本当に普遍的なセツナイ恋のヒトコマ。エロがあるのは4話目「綺麗」だけだし、初心者でも読みやすいと思います。
食わず嫌いで読まれてない方はよかったら是非〜何気にオススメですよ
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