器好きにはストライクな漫画でした。
波佐見焼の出来上がるまでの過程に作家さんの
こだわり、情熱が注がれていて量産品といえども
この漫画を読んで更に器に愛着がわきました。
若い頃は、海外の洋食器に興味があり
フィンランドの食器は
レトロでモダンな
温かみがあり大好きでした。
そして、ヨーロッパ最古の名窯マイセン
に憧れを持ち、知れば有田焼に影響を受けて
いたとの事。
それを知ってからは、有田焼は
特別な食器になりました。
波佐見焼は、有田焼の伝統技術を持ちながら
新しい物を作って温故知新を感じさせるのです。
釉薬で器の表情を出してる物、絵付けしてある
物もそれぞれの良さがあって、お気に入りの
食器とは見てるだけで鼓動が乱れるのですが
美しい物を見ていると癒されます。
龍生くんのろくろを回す姿も良いのですが
彼の言動にチクッと痛みが走ったり、ドキッと
させられたり素敵なキャラですね。
心を許した相手にだけワンコになる感じ、最高です。
好きすぎて何度も読み返してます。
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