このレビューも何回トライした事か多分他の宣伝が入っていると解釈されたせいか反映されず…それでもひたすらレビューにトライするのはひとえにこの作品が好きだから。
ディアブロシリーズの現在出ている最終話です。「悪魔は腕の中」1、2の続き。単行本
ではコレが最終です(これヒント)
作品紹介に書かれている内容はプロローグのみで、本作の要点を全く突いてません。因みに一話目のプロローグはあっても無くても良い内容。短いし。
本作は前作で結ばれなかったゲオルクとミヒャエルの物語が中心。この2人、本当に美しくて切ない関係を展開してくれます。 みなみ恵夢さんの作品にしては超プラトニックなのですが、それを上回るストーリーで私的には好きなシリーズ、印象に残る好きなカップルで★5です。みなみさんは短編集が多いけど、長編物も良いですよ(熱帯の蝶とか)
以下ネタバレあり。
1 プロローグ
ひかるの子ども時代の写真とかが出てきます。ストーリーはあまりナシ。
2〜8 遠い叫び
ディアブロの少年時代。ミヒャエルとゲオルクの馴れ初めです。舞台はナチスの研究施設。軍人のミヒャエルと守られる立場のゲオルクとディアブロ。ミヒャエルの完璧さに嫉妬しながらも惹かれるゲオルク、葛藤の中にも2人を守りたいミヒャエル、ゲオルクと親子のように慕い合うディアブロとそれぞれの愛の深さがわかります。
前作ではプライドが高く表情を変えなかったゲオルクが、実はとてもウブで純粋です。ミヒャエルとは結ばれませんが、ゲオルクが暴漢に襲われるシーンあり。
9〜11 月に啼いて候
ひかるの幼少時代の話。人間離れしたひかるの素直さや健気さが読めます。ひかるの出世の秘密はここ(単行本)では明らかになりません。(これヒント)
12〜14 愛の嵐
前作「悪魔は腕の中」2の続き。ミヒャエルがゲオルクを拉致する所から始まります。もうひたすら2人っきりの世界。お互いの希望が見えるラストです。ミヒャエルとゲオルクファンは必見 最後まで本格的なエロはありませんがジャブ程度はあり。彼らは将来的には結ばれますただし単行本ではそこまでは書かれていません。(ヒント)
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