わたなべ先生の「花の館」は私の漫画の原点であり、遍歴でもありました。当時小1の私は母の実家に帰省する電車のお友として「りぼん」を購入。その後もねだりつつ手元に揃えましたが、いつの間にか失くしてしまいました。でもいつまでも子ども心にドラマティ
ックな物語が残り、おとなになり復刻本を購入。ところが他人に貸し出して返って来ず、その復刻本は古本でしか手に入らず、高額過ぎて泣く泣く諦めました。老眼鏡が必要になり漫画も見るのを諦めてしまったころ、拡大自在の電子書籍に出会いました。あ〜これでまた漫画を読めるとシーモアサイトで検索してこの「花の館」に出会った時の嬉しさといったら......高額ですが手に入らない値段ではなし、電子書籍ならお棺に入れて天国へは持っていけないもののそれまではず〜〜〜〜〜と読めますww
アラ環ですが、これを読んでいる私は小1に戻ります。ヒロイン子どもたちがクリスマスに飲んでいるスープを今でも飲んでみたいですし、バタークリームのケーキを食べたくなります。ほとんど時代劇と化している物語ですが、否定しているわけではないですが、エロでもグロでもなかった頃の少女マンガを堪能しています。
電子書籍という文明の利器に感謝しつつ
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