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BLコミック
ばら色の頬のころ
1巻完結

ばら色の頬のころ

952pt/1,047円(税込)

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作品内容

私立カレンズバーグ学院中等部。僕らが過ごしたかけがえのない時間ーポールとモーガンの出会いを描く「Jの総て」前日譚

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作品ラインナップ  全1巻完結

レビュー

ばら色の頬のころのレビュー

平均評価:4.8 36件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) Jの総て前日譚、コレクション7巻がオススメ
    MWさん 投稿日:2021/12/27
    Jシリーズ、同級生と同じくらい名作だと思うのですが、なぜにレビュー数少ないんでしょうか?!2007年の作品なので、皆さん紙で持ってるのかな。。私のように最近先生のファンになった方、必読シリーズですよ!「Jの総て」読んだらすぐにこの前日譚を〜 読んで〜。(フォローしてる方のレビューにJ読後にばら色すぐ読めとあったので、すぐ読んで大正解) 単行本の表紙はモーガンとポールだけど、コレクション7巻の表紙の方が内容に相応しいです。ほんとは2CP+1のお話。Jではツンツンしてたモーガン(Jには色々バレてたけど)視点で展開する、Jが転校してくる前のモーガンとポールの中学生時代、Jでは詳しく語られなかったモーガンとポールの家庭背景とふたりの交わりそうで全く交わらなかったふたりの愛憎、そしてモーガンに影響を与えた下級生の恋愛の顛末が描かれます。この作品読後、すぐにまたJの1巻3巻(コレクション4巻6巻)読んで、モーガンの想いに涙して〜!あのハンカチにどんな思いがこめられてたか。。 ちなみに読む順番は 中村明日美子コレクション4〜6巻(Jのすべて)→コレクション7巻(ばら色の頬のころ)*たとえこの単行本版がセールになっていようと、コレクションは番外編付き(Christmas holiday まだポールとアンドルーが仲良かったころの4ページ)なのでコレクションがオススメ。**前日譚だけど、後日談take my hand〜がJのすべての後日談も兼ねてるのでこの順番で。→コレクション8巻収録の「彼の左目」(ばら色の頬の下級生CPの後日談)「Belgian waffle」(モーガンの後日談)「Ange d’un 〜」(彼の左目の後日談←ラスト謎の解答、必読) もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) モーガンにも幸あれ。。
    romioさん 投稿日:2021/9/16
    【このレビューはネタバレを含みます】 「 昔話をしよう 」から始まるプロローグに一体何が起きたのだろうと想像力を掻き立てられる。 ポールとモーガンの出逢いから、Jに出逢う前までのお話。 真面目で可愛らしさを合わせ持っていたポールと、 不真面目だけど情に厚く不器用なモーガンの思春期時代が、純粋であり、もがく姿が切ない。 初めて下級生の同性愛を間近で見てしまった事により、徐々に自分の抱き始めていた想いを自覚してしまった時の衝撃を、呪いと表現されているのも苦しく、愛されないならいっそのこと憎まれてでも、ポールの瞳に自分の姿を映し、繋がっていたかったのかと思うと更に切なくなる。 「 くりくり頭のオカマの天使が降ってきた 」 この天使という言葉が、Jとの出逢いによって、2人を目に見えないしがらみや呪いから解放し、新たな絆を繋げていくキューピッド的な表現のようで救われる気持ちになりつつも、複雑な心境が拭えません。 どうかこの恋心を抱きながらも、決して求める事のないモーガンにも幸せをと願ってしまう。( なんかもう泣けてしょうがないの ) 書き下ろしでの、頬を赤らめながらのポールとの抱擁シーン( もうこれが精一杯だったんですよ )や、街中へ走り去るモーガンの後ろ姿に、やるせない気持ちと愛おしさで涙が込み上げてくる。 お値段が少々お高めで今まで見送っていたのですが、レビューを拝見し、背中を押して頂けました。大切にしたいと思える御本との出逢いに感謝です。 ありがとうございました。 続きを読む▼
  • (5.0) Jが現れる前のポールとモーガンの物語
    パンさん 投稿日:2021/9/15
    わあ〜〜〜『Jの総て』を読んだ後すぐに読むべき前日譚でした…。結構間を空けてしまったのが失敗。あまりにも良過ぎました。ポールとモーガンがカレンズバーグ学院中等部だった頃の話です。彼らがJに出逢う前の物語。 『Jの総て』でのポールとモーガン のあの関係性が、彼らのどんな過去の上に成り立っていたのか、知る事ができました。あんな出来事があったんですね。ポールの何事にも無関心で閉鎖的な部分や、モーガンの攻撃的で叛逆的な態度、それらの"原因の一部"となったでだろう過去がむごく、でも美しく描かれていました。ですがだからこそ、その後彼らがJという人間に出逢えて良かったんだと思いますねえ。一度は失った彼らの中の大事な"もの"を、また取り戻すきっかけとなった存在がJだったのかもしれないですね。 あーもう本当に本当に感動しました。まだ青々していた頃のポールとモーガンの姿に涙します。 同作中に登場するユージーンとジェリーの関係にも酷く心が痛みますね。彼らのその後の話(番外編)が『2週間のアバンチュール』に収録されています。これは必読ですね。 もっとみる▼
  • (5.0) 激しい確執
    豆っ津さん 投稿日:2009/6/12
    はいっ『Jの総て』の、まだJに出会う前のポールとモーガン中等部時代のお話です! 12歳牙をむいてくる敵と徹底的に戦う少年モーガンと・決して闘わず嵐が過ぎるのを待つクールな少年ポール。 正反対な2人にも、この時確かにあたたか くて優しいものが流れていたはずなのに。 『Jの総て』では何故あんなにも冷たい溝ができていたのか。 2人の苦しみやせつなさ、恋心、両父親との関係が前作とリンクして…とても悲しかった。 こちらは最後幸福な気分に浸るためにも!前作を読んでからの購入を強ーくオススメいたします 『Jの総て』を更に深く感じたい方是非読んでみてください! 激しい描写はありませんが こんなにも少年に色気を感じるのは初めてのコトでした。 美しさに感動だー 作中に登場するユージーンとジェリー(こちらも痛いぃ)の続編も、なんと『2週間のアバンチュール』に掲載されているのでそちらも要チェックです 中村先生ありがとう!! もっとみる▼
  • (5.0) Jに出会う前のポールとモーガン
    ベグさん 投稿日:2021/1/7
    【このレビューはネタバレを含みます】 「Jの総て」の前日譚で、どちらから読んでも、共にしっくりくる部分があると思います。ただ、「ばら色の頬のころ」の本編後の後日談は、「Jの総て」の後日談でもあるので、それは「Jの総て」を読んでからの方が、いいように思います。「Jの総て」の痛々しさを癒す意味でも。 明日美子先生のお話は、先が読めず、ドキドキハラハラさせられますが、「ああ、そういうことだったのか」と納得できる伏線回収が癖になります。「Jの総て」では計り知れなかったポールへのモーガンの想い。「愛されないならいっそ憎め」と思うほどの気持ちがありながら、Jの良き理解者であり、ポールとJが結ばれた後も関係を変えることはなく、二人を祝福するポール。最後に頬を真っ赤に染めながらポールを抱きしめる姿が切なすぎました。 「Jの総て」も「ばら色の頬のころ」もトランスジェンダーや同性愛の苦悩、マイノリティを排除しようとする人たち、家族の確執がエグられるように描かれてあって、しんどくもなりますが、私はとても惹かれる作品です。 続きを読む▼
  • (5.0) Jの総てをまた読み返したくなる
    mimicry MAさん 投稿日:2017/1/21
    【このレビューはネタバレを含みます】 当初絵が好みでは無い為あまり買うのに気が乗らなかったのが中村明日美子先生でしたが、兎に角この先生話が私を夢中にさせて止まないのです。 Jの総てと言う漫画のJを支える2人の男性の若かりし頃のお話が今作品。 今作品だけでも読めますが普通にJの総て読む流になります。 幼い時の葛藤や切なさ無力さが、閉鎖的な全寮制の名門男子校の中で交錯してます… シチュエーションな!! シチュエーション余すとこなく使ってる感じがな!! エロ大好きな私からしたらエロ薄め。読み物として面白かったです。 作家さんの中では薫りの継承がエロい気がします。 と言っても中村明日美子先生のエロはリアルな描写で肉感のあるエロというよりもエロいデッサン画とかラフ画を見ている様な感じ取るエロで楽しんでおります。 キャラクターに幸せになって欲しいくらい感情移入させられてるのでモブやらオッサンにアララやらされてなくて安心してます。 もちろんホノボノエロもまずないですけど好きでした。 続きを読む▼

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