思わず共感してしまう。ありふれたリアル
設計:チェック(シーモアスタッフ)
11年前の千鶴と優は、誰が見ても仲の良い恋人同士。でも11年経った今、本当に昔と変わらない関係なの?なぜか分からないけど、彼氏の優の心が離れていっているように感じてしまう千鶴。30代になり結婚を自然に意識するも、そんな雰囲気はない。そんな場面からはじまる、リアルストーリーです。仕事も一生懸命の千鶴を見守る荻野課長が素敵でした。本作は韓国人作家のイゼイ先生の経験が元になっています。「誰もが遭遇したことがあるような場面」を丁寧な心理描写で描いています。縦読みでさくさく読み進めやすくて1話読んだだけでも共感ポイントがいくつも出てくるんですよ!どこかで見聞きしたような場面に、ついつい自分の過去を照らし合わせてしまいました。読む前にハンカチ・ティッシュを準備することをおすすめします!