兎山もなかさん原作なので、彼氏は、才川夫婦の旦那様のように、腹に一物どころか、かなりの思惑を隠しているよう。でも、ドS体質には見えないし、仕事に真摯な態度で社長賞をもらうほどのエリートです。読めない彼氏であるからこそ、純情で一生懸命にプロジ
ェクト成功に取り組むべく、疑似夫婦生活を承諾した、真面目で一途なヒロインにとっては、自分は彼から想われているのか、それとも、心が分かち合える幼なじみとしての情なのか、困惑するんでしょうね…青井はなさんの絵は、可愛らしく、ヒロインの表情も豊かで、キュートです。ただ、森場くんの男としての上気した色気とか、フェロモンを醸し出す、夜の…の雰囲気が弱いので、エロくはなくて、少々残念ですが…
いかにも、シチュエーションが疑似夫婦とはいえ、何もやましいことがないままでも、実は2人とも、入社して5年も拗らせてきた、超両片思いだった訳で、彼女の告白を受けて、打ち上げで酩酊状態の彼女を抱えて、男らしさを見せる森場くん。これからは、2人の擬似ではない、本当のカレカノとしての甘々イチャイチャしたシーンが見られると思って期待して、続刊を待っています。
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