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春画屋惣介 壱 ―出逢い編―
6巻完結

春画屋惣介 壱 ―出逢い編―

500pt/550円(税込)

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作品内容

まだ日本が貧しかったそう遠くない頃――。若くして女郎屋に売られてしまった田舎育ちの小夜(さよ)。家族の生活を支えるため、「わた雪」という名を与えられ、様々な男たちの相手をする日々を送っていた。ある日、客として来た謎の青年・惣介と出会う。一風変わったこの男は、小夜が眠っている間に、小夜をモデルにした美しい絵を描いていた。「え…これがわたし…?」見事な絵に感激する小夜は、いつしか惣介に恋心を抱くように。そんな小夜に、地元の名士から身請けの話を持ち掛けられる。だが、すっかり惣介に心を寄せていた小夜は、話を断り惣介のもとへ駆け出すのだったが……。昭和初期を舞台に、孤高の春画絵師と純真無垢な女郎の激動の人生を描く、長編時代ロマンス。

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作品ラインナップ  全6巻完結

  • 春画屋惣介 壱 ―出逢い編―

    500pt/550円(税込)

    まだ日本が貧しかったそう遠くない頃――。若くして女郎屋に売られてしまった田舎育ちの小夜(さよ)。家族の生活を支えるため、「わた雪」という名を与えられ、様々な男たちの相手をする日々を送っていた。ある日、客として来た謎の青年・惣介と出会う。一風変わったこの男は、小夜が眠っている間に、小夜をモデルにした美しい絵を描いていた。「え…これがわたし…?」見事な絵に感激する小夜は、いつしか惣介に恋心を抱くように。そんな小夜に、地元の名士から身請けの話を持ち掛けられる。だが、すっかり惣介に心を寄せていた小夜は、話を断り惣介のもとへ駆け出すのだったが……。昭和初期を舞台に、孤高の春画絵師と純真無垢な女郎の激動の人生を描く、長編時代ロマンス。
  • 春画屋惣介 弐 ―放浪編―

    500pt/550円(税込)

    春画屋の惣介は女郎の小夜を連れ立って、まぐわう様を描いては高額で売りさばく、放浪生活を送っていた。そんな二人と行動を共にする陰をまとった三味線引きの清吉。彼も密かに小夜に想いを寄せていた。そこへ謎の紳士が現れ小夜をめぐって波乱が巻き起こる。連れ去られた惣介、力ずくで押し倒される小夜、二人の運命は…。昭和初期を舞台に、孤高の春画絵師と純真無垢な女郎の激動の人生を描く、長編時代ロマンス第二巻。これはまだ、日本が貧しかったそう遠くない頃のお話。
  • 春画屋惣介 参 ―うたかた編―

    500pt/550円(税込)

    妻子持ちとなった春画屋の惣介。好色で破天荒ながらも穏やかな日々を送っていた。ある日、中国人の骨董屋・李老人の屋敷を訪ねた惣介。そこで中国の春画の贋作を作るという怪しい仕事を依頼されるが、突然左翼運動家の疑いをかけられ警察に逮捕されてしまう。だが、仕組まれた罠だった。自宅に一人となった妻・小夜に李老人の毒牙が襲い掛かる…。昭和初期を舞台に、孤高の春画絵師と純真無垢な女郎の激動の人生を描く、長編時代ロマンス第三巻。これはまだ、日本が貧しかったそう遠くない頃のお話。
  • 春画屋惣介 四 ―若葉の季節編―

    500pt/550円(税込)

    ささやかながら穏やかな暮らしを送る惣介一家。ある日突然、小夜のもとに弟の浩二が訪ねてくる。聞けば上野の蕎麦屋で見習いとして働いているという。だが、預かった店の売り上げを盗まれてしまい、金を貸してほしいと懇願するのだった。仕方なく金を工面しようと働く小夜。一方で怪しいとにらんだ惣介は浩二の行方を追うと…。「春あらし」「歯無し女」など全5編を収録。昭和初期を舞台に、孤高の春画絵師と純真無垢な女郎の激動の人生を描く、長編時代ロマンス第四巻。これはまだ、日本が貧しかったそう遠くない頃のお話。
  • 春画屋惣介 五 ―雲隠れ編―

    500pt/550円(税込)

    ささやかながら穏やかな暮らしを送る葉山一家。ある日、小夜はいじめられていた少女・雛子と出会う。一風変わったこの少女は、自分は妾の子だといい、口も達者で利発で聡明なこの子を惣介もいたく気に入り、交流を深めていく。だが、雛子の父の事業が傾き始め、雛子を奉公に出す話が持ち上がる。反発する雛子は葉山一家に救いを求めに駆け込んでくるのだが…。愛くるしい子どもたちを巻き込んで織りなす物語の行方は?昭和初期を舞台に、孤高の春画絵師と純真無垢な女郎の激動の人生を描く、長編時代ロマンス第五巻。これはまだ、日本が貧しかったそう遠くない頃のお話。
  • 春画屋惣介 六 ―春和編―

    500pt/550円(税込)

    遠く離れたハルビンの地に暮らすロシア人公爵のバリシニコフ。ある日、日本から送られてきた惣介の春画を手に入れ、一目ぼれしてしまう。その縁から葉山一家はハルビンに招かれることに。だが、それはバリシニコフの仕組んだ罠だった。彼の目的は絵ではなく、そこに描かれた「小夜」そのものだったのだ。バリシニコフの妾になることを条件に、銃口を突き付けられた惣介を救おうとする小夜。果たして家族の運命は!? 物語はついにクライマックスへ――。昭和初期を舞台に、孤高の春画絵師と純真無垢な女郎の激動の人生を描く、長編時代ロマンスここに完結。

レビュー

春画屋惣介のレビュー

平均評価:4.6 5件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) 絵が特徴的
    いちさん 投稿日:2023/5/12
    お話の設定が昭和初期から始まって絵が特徴的だけど緻密に練られたおハナシだったので全巻読めました。 なかなか粋なお話たと思います。 絵の好みはあると思いますが読みやすかったです。

高評価レビュー

  • (5.0) 予想外
    ぬりさん 投稿日:2022/10/22
    絵が独特で失礼ながら期待薄で読み始めたらハマってしまって一気読み。あっという間に6巻読んでしまっても、もっと読みたいって思える作品でした。
  • (5.0) 昭和初期の物語
    伊藤さん 投稿日:2023/2/25
    暴力や殺し、派手な絡み描写があるわりには、ふんわり柔らかな絵と主人公の能天気な性格もあって軽く読みやすい内容です。
  • (5.0) 小夜子に癒される
    kayさん 投稿日:2022/9/19
    小夜子と惣助の出会いから生活まで楽しく読ませてもらってます。女好きな惣ちゃんを私も許せちゃうんだなぁ〜
  • (4.0) 完結してほしかったけれども
    さくらとめきさん 投稿日:2022/7/18
    面白いです。一気に読みました。主人公の小夜子がとにかく健気でかわいい。結果、しなやかで、強くて、あたたかくて。旦那はクズだな〜と思うけれど、最後は小夜子にもどるっていうのが、昭和の亭主関白、ニッポンって感じで。今のご時世なら物凄いバッシング 受けそうだけれど、笑いながらけせらせら〜と生きる姿が逞しく、添い遂げるところまで描ききって欲しかったです。そこだけが残念なので、星4です。 もっとみる▼

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