勇者パーティーからは追い出されたと言うよりリッチに変わるために勝手に敵に単騎突撃した挙句
目論見通り死んだ姿を見て見捨てられたが正しいし
研究ライフも度重なる事件の連続でままならないしでタイトル詐欺もいいところだよ
まあそれはそれ
として
作品の話なんだけど読む人の意表を突きたいのか展開がはちゃめちゃで何というか学生時代に作った自分だけのストーリーみたいな稚拙さがあるというか
読み手を楽しませる話じゃなくて自分が楽しむ話なんだよね
お話を作ったことがある人は分かると思うけど自分から生まれるってことは先の展開も自分が決めるから分かってしまって楽しく無い
だからあえて自分の想像を超えるようなハジケた展開にしたがる
結果作者の中では一本筋の通った話に見えても読んでる方は展開についていき難いアマチュア同人誌みたいな作品になる
それがこの本の感想
だいたい主人公はリッチになってどうしたかったのか
獣人の毛は何に必要だったのか
そもそも獣人を仲間にする件は必要だったか
聖女に信仰は間違いだと解いたわりに説明に具体性がなかったし後々別の説出てくるし
新しい勇者パーティーを作った話も槍の人しか出てこなかったし
その他もろもろ必要の無い伏線や話が多すぎる
書いてる途中で思いついたからとストーリーラインを変更するアマチュアあるあるが盛りだくさん
結論としてこれは商業誌に載せるには稚拙で自分良がりな作品だと思う
ただし
奇跡的な事にあるていどファンがつく要素を満たしているから好きな人は好きという
何というかポプテピとかちょぼらうにょぽみ先生の作品みたいな着いて来れるやつだけ着いて来いみたいな味はある
よってそれを加算して3が評価です
なんちゃらエイトみたいに世界の構造の説明がやたら多くて長いのも読み手にはキツかったです
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