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青年マンガ
レベレーション(啓示)(1)
6巻完結

レベレーション(啓示)(1)

690pt/759円(税込)

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作品内容

「日出処の天子」、「テレプシコーラ」の山岸凉子が描く、ジャンヌ・ダルク。「私は解放される。疑ってはならない。信じています」魔女の罪を被せられ、処刑を宣告されたジャンヌ・ダルク。刑場に連行されながら彼女は、運命を変えた13歳の「あの日」のことを思い出していた。その時、彼女は何を聞き、何を見たのか?

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レビュー

レベレーション(啓示)のレビュー

平均評価:4.6 10件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) レベレーション
    まなみんさん 投稿日:2024/3/16
    信仰とは何たるかを山岸涼子先生に教えて頂きました 宗派や国が違えば異端になる 地位や立場で考え方や見方も変わるけれども 信仰は消せない

高評価レビュー

  • (5.0) 強烈な輪郭
    anさん 投稿日:2021/12/2
    刊行は結構前なのに知らなかった…神の啓示が遅すぎましたが、そのお陰で今楽しめてます。 こちらの作品は、ジャンヌダルクの輪郭を史実に忠実に、強烈に描いてます。とにかく彼女の存在感が凄かった。 中世の暗黒時代、女性は何者にも成れない時代に、 歴史の表舞台で神掛かった戦果を挙げ、また無惨に死んでいった彼女の人生そのままストーリーです。ジャンヌは当時から女性に人気があったと書かれていたけど、なんだか分かる気がします。 自分の様な不信心者には、人ならざるもの(神)の表現にファンタジーを感じますが、信心深い方はそこもリアルに感じるのかもしれない。 巻末にある海野先生との対談も面白かったです。むしろそこだけ2回読んじゃった。アーティストにもトップアスリートのゾーンの様な境地が有るのですね。 もっとみる▼
  • (5.0) 祝!電子書籍化!
    キーファーさん 投稿日:2022/2/10
    山岸凉子先生の作品が電子化されるのをずっとずっと待っていたので、本当にうれしいです。あまりにも有名なジャンヌ・ダルクを山岸先生が一体どんな風に描くのか。結果は私の想像をはるかに超えるものでした。ジャンヌが最期どうなるのかは歴史上の事実として 分かっているのに、6巻は読みながら嗚咽が止まらなかった。喉が痛くなるほど泣きました。これはお休みの前日に読むことをおすすめします。山岸先生の『朱雀門』の中に、「生」とは生きて生き抜いてはじめて「死」という形で完成する、という言葉があります。ジャンヌが生きていた15世紀と現代には天と地ほどの違いがありますが、命の仕組みは変わりません。私は生きている限り、この言葉の意味を考え続けると思います。 もっとみる▼
  • (5.0) 歴史の勉強になります
    たまごさん 投稿日:2023/1/15
    【このレビューはネタバレを含みます】 山岸凉子先生の作品がwebで読めるようになり、嬉しいです。ずっと待ってました。 ジャンヌダルクは、映画や本で読んだこともありますが、半分架空かな?特に映画はありがちな歴史エンターテイメントかなとも思いました。 しかし、先生の作品は主人公だけでなく、その親族の特徴や性格もそれぞれ表せていて、まるで歴史の生き証人!登場人物や、歴史背景もよくご存知で、どうやったらこんなことまで!と驚かされます。タイムスリップして見たほど詳しく書かれています。 不思議な話ですが実話なんだと再確認しました。ジャンヌダルクという人、生き方、時代を改めて考えて頭から離れなくなりました。 続きを読む▼
  • (5.0) 次はどうなるのだろう。
    starcさん 投稿日:2022/9/17
    山岸涼子先生の作品は、全て読んでいるので、 確実に面白いのだろうと予測しています。 山岸先生にもきっと霊感があって、 こういう感じで、偉人の方々が突き動かされて歴史を作ってきたのだろう。 そうなのかもしれないな。と本当にそう思わされます。 また、繊細な心理的描写も本当に素晴らしく、毎回引き込まれます。 主人公のジャンヌダルクや、他の登場人物の人物描写もなぜこんな風に書けるんだろう。といちいち素晴らしく、 また、カバーや、ちょっとした挿し絵のなんというか、日本画風というか、遠近感をわざと取られない画風の美しさも、脱帽です。 もっとみる▼
  • (5.0) レベレーション
    yuki さん 投稿日:2022/8/3
    【このレビューはネタバレを含みます】 とりあえず一巻を購入して読んで、やはり続きを読みたくなって全巻購入して一気に読みました。 凄いです。予言、信仰、啓示、戦い、魔女裁判、怒涛の展開ですが、物語に入り込めます。 最終巻を読んでまた一巻を読んでも、綺麗に繋がっている。 素朴な少女が見つめていた世界、取り巻く人々、宗教がもたらすもの、山岸先生流石の描写力です。 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

ジャンヌ・ダルクの壮絶な人生!
設計:ノラ(シーモアスタッフ)
百年戦争で活躍し、フランスを救った乙女・ジャンヌ・ダルクの物語です。山岸凉子先生の作品です。物語は捕らえられたジャンヌの処刑当日から始まります。刑場までの馬車の上、ジャンヌは今までの道のりを思い出します。フランスのロレーヌ地方の村で農夫の娘として生まれたジャンヌは平凡ですが幸せに家族と暮らしていました。ジャンヌは信心深い少女で、13歳のころからある「声」を聞くようになります。15歳のころには「声」とともに天使の姿を目撃します。その声がジャンヌに告げます。「フランスへ行け。王を助けよ」。ジャンヌの激動の人生が始まります。村での暮らしや機微が丁寧に描かれ、物語にすっと入りこめます。気が付けばあっという間に読み進めてしまえます!刑場までのジャンヌと、村での少女時代のジャンヌの描写の対比が見事です。素朴な少女が、どんな道を辿ってフランスの英雄になっていくのかこの先の展開がとても気になります。

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