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作品内容

また一芸妓に戻り、頑張る明日香。梨奈が謙司と芸妓が付き合っていることを聞き、明日香だと思い込んで怒りを顕わにする。暇になった明日香を、西島と三千歳が座敷に呼び、励ますのだった。左近もやってきて明日香を応援したいと言い、征四郎が三千歳目当てに先斗町に通っていることを教える。仲良くなる明日香と三千歳。謙司との仲を引き裂こうと画策する梨奈は、天才スケコマ師・松村を雇った。その技巧を自分の身体で体験し、これなら明日香を骨抜きにできるとほくそ笑む。客の佐伯に紹介されて、松村に好意を抱く明日香。『ご飯たべ』を承知して、まんまと抱かれてしまった。

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レビュー

女帝花舞のレビュー

平均評価:3.0 7件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (2.0) 女帝女帝と自分で言いすぎ
    sachiさん 投稿日:2024/3/11
    【このレビューはネタバレを含みます】 言いたいことは他レビューの皆さんが言ってくださってる通りです。それ以外では、まずスタートで母親彩花が明日香をお嬢様学校に入れているところからして違和感。「女帝」で彩花は明日香に、自分とは違う穏やかな人生を望んでいたけれど、それとお高くとまった学校に通わせるのとは違うし、そういう身分や育ちをかさにきた人種を嫌っていたはずなのに。作中は母娘以外の人達が2人を女帝と評価するのはともかく、本人たちが何かにつけて女帝女帝言うのが芝居がかっていておかしい。そしてラスト、作者はあれだけ2人を持ち上げておいて、結局女は目立たなくとも温かい家庭の幸せが一番、とする男目線のお話でした。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 明日香が小物すぎて
    あんさん 投稿日:2023/12/6
    女帝の前に読んだのでそんなに違和感無かったのですが、女帝を読んでから再読すると、あーなんかコレは評価低いのはわかるなーと。明日香がとにかく小物すぎ、母親に反発して家出したはいいけど、まずおかしいのが母親の人脈を使わなきゃ舞妓にもなれなかった こと。せめてスタートぐらいは自力でなんとかならなかったんですかねえ。個人的に、薫さんの子供がいたら、絡めて欲しかった もっとみる▼
  • (4.0) 続編なので
    くるしまぎれさん 投稿日:2022/8/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 仕方ないとは思いますが、彩香の成り上がりが凄かったので、確かに舞台を祇園にしたのは良かったかもしれません。同じルートなら彩香を超えるのは難しそうなので。 まあでも彩香を超えるというより和解がテーマだと思うので、これはこれで良かったのかもしれません。 すごく気になるのは冒頭で噛みちぎった康平の舌治ったの?というのと、詐欺師がヨン様風だったりそんな所ですかね。 明日香自身はフィクサー以降あまり大物の客を持てなかったので、ちょっと物足りなかったですね。 続きを読む▼
  • (3.0) 京都舞妓の一代巨編
    Shuiさん 投稿日:2022/10/29
    かつて東京銀座のホステスで女帝として活躍した女性の娘が、身一つで京都の祇園へ行き一心不乱に稽古に励み「祇園に明日香あり」とまで言わしめるまでの物語。 途中、主人公との間にヤクザ抗争が多すぎてウンザリしましたが、最終的には良い形でフィナ ーレを迎えることになり安堵。 ただ、「京都祇園の女帝」は言い過ぎな気もする。 母親彩香の力と母の友人達の力あってこその主人公という感じ。 祇園の舞妓は芸に生きると言いながら、恋にうつつを抜かして時折仕事を放ったらかしにする主人公を見てると、女帝とは言いにくい。 もっとみる▼

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