1巻は主にジーナ目線、2巻はカルロ目線で進みます。お互いに『カッコいい』『可愛い』と思いながら、10年間も顔を見れば悪態をつく二人。喧嘩する程仲が良い的な親密さ故のケンカではなく、お互い嫌味を言い合った後は無言なので、周りからみたら「こりゃ
無理か」と思われても仕方ない状況で、ジーナが事故で記憶喪失になったのを好機に一転、溺愛モードにシフトチェンジしたカルロ。いきなりそんなに素直に「可愛い、好きだ」と言えるもんかしら?とは思ったけど、カルロのターンではより焦燥やいじらしさが感じられてきゅんきゅんしました。ジーナがカルロに初めて手紙を書くのに推敲を重ねて徹夜したのも可愛かったけど、初めて手紙を貰ったカルロのはしゃぎっぷりも堪りません。
2巻ラストにまたまたいらん誤解が発生した模様だけど、好き好きモードのカルロなら今度こそ上手くやれるでしょう!兄よ、余計な心配は無用である!と伝えてあげたい…
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