帝国の青いバラと称されるニオベ・ロードン。彼女は夫であり皇帝のバロンの横暴な振る舞いを、見ていることしかできなかった。こんな生活を続けるくらいなら、いっそ自分から終わらせた方が…そんな彼女が未来への希望を捨てずに済んだ一言「ニオベ、俺のもとへ来てくれ」ルスタン帝国最高の将軍エルロイ・キルは、その瞬間にニオベの救世主となる。しかしニオベが手にすることになったのは、自分のために死んだエルロイの首だった。「全てを正し、あの人を救いたいのです」過ちを償おうと自ら命を絶ったニオベは、過去に戻り前の人生より少し果敢に動き出す。