クノタチホさん原作とのこと、とても楽しみにしていました。さすが女性の気持ちはよくわかってくださっている。
さて、 妻と愛人、間に立つ不倫している男、律。
男の心理的な弱さからどうにもならなくて、三角関係は始まる。弱さは、生育歴から
くる。身勝手さは充分承知しての不倫。
正しい、正しくないかなんて、不倫が始まって仕舞えば、ストップする原動力にはならない。現実、自分の弱さに向き合うことができないから、不倫に逃げた。今度は不倫に向き合うことができないからダラダラ続ける。
弱い男の不倫は、そう簡単には終わらない。
律は私から見ると素直すぎる。その上、理性が失われていない。現実はもっと感情に振り回され、とめどもなくドロドロで悲惨。嘘をつく、逃げてまわる、暴力を振るう、などなど。男が理性も感情を扱えなくなった姿が不倫と、私は認識しています。
もうちょっと、律の暴れ回る姿、のたうち回る姿、理性がぶっ飛んだ姿みたかったです。
辛口ごめんなさいね。
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