&スピーディー
昔「円舞は…」を読んだ時、ハラハラ、ドキドキ、キリキリさせられて、超切な〜い思いをさせられたのに、懲りずに読んでしまいました。
今度の舞台は、南米、タンゴに革命です。
相変わらず、男の人の色っぽい表情が巧い作者
さん。
但し、相手役のレオンとのエピソ-ドが細切れで、他の男性に比べると弱くて、魅力が十分に伝えられていないように思いました。
とはいえ、王道ラブスト-リ-で、戦時中や革命等の難しい状況設定を書ける人は、この作者さんくらいしか今はいないのでは?
定番通り、イイ男が主人公に惚れまくりますが、イイ男が傷ついて、「君が必要だ!」と言ってるのを振るのは、私には出来そうもないので、モテなくて良かった、と思いました(笑)
タンゴの場面が効果的で、タンゴをしてみたくなりました(笑)
特に、最後の命がけで踊るタンゴの場面は、素敵過ぎです
普通の恋愛物より、映画を見終わった後ような感じなので、物語に入り込みたい人にオススメです。
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