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作品内容

春間近の築地魚河岸『魚辰』に、春を告げる魚・サワラが入ってきた。さっそく買い手がついたものの、その客はサワラを刺身にして食べるという。サワラと言えば、焼き物が一般的。魚に詳しい新宮三代目たちも、サワラの刺身など聞いたことがないらしい。客の言葉が気になった三代目は、自分で刺身にして食べてみるが…

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作品ラインナップ  全42巻完結

  • 築地魚河岸三代目 11

    630pt/693円(税込)

    秋、戻りガツオの季節がやってきた。カツオの名産地、静岡県御前崎の漁師の息子である拓也は、この時期、人一倍元気になるらしい。拓也が「仲買人として一人前になるまでは帰省しない」と決めていることを知った三代目は、難しいカツオの目利きを拓也に任せてみることに。カツオには絶対の自信を持つ拓也だったが…!?
  • 築地魚河岸三代目 12

    630pt/693円(税込)

    春間近の築地魚河岸『魚辰』に、春を告げる魚・サワラが入ってきた。さっそく買い手がついたものの、その客はサワラを刺身にして食べるという。サワラと言えば、焼き物が一般的。魚に詳しい新宮三代目たちも、サワラの刺身など聞いたことがないらしい。客の言葉が気になった三代目は、自分で刺身にして食べてみるが…
  • 築地魚河岸三代目 13

    630pt/693円(税込)

    三代目の銀行員時代の後輩・山田が、『魚辰』へ相談にやってきた。合併により地方銀行から人員が集まり、チーフになった山田は懇親のため「おでん会」を企画したのだが、出身地や年齢で好みのタネに違いがあり、困っているのだという。博多出身で、関東で好まれる「魚のスジ」を知らない山田のために、三代目はある店へ…
  • 築地魚河岸三代目 14

    630pt/693円(税込)

    土産物屋で、インターネットで横行する騙しのケガニ商売。そんな悪徳業者に引っかかった若者が三代目に怒鳴り込んできた!筋の通らないクレームにきた若者だったが、祖母を思う若者の純粋な気持ちを踏みにじるような商売をする業者に怒る三代目は…!?
  • 築地魚河岸三代目 15

    630pt/693円(税込)

    三代目のおかげもあって結婚した、金沢の仲卸「勧進水産」の前田と、新妻の松子。お礼と勉強をかねて、新婚旅行の途中で築地に立ち寄ったふたりは、活気溢れる魚河岸の姿に驚く。ところが三代目からふたりを紹介された築地の面々が、遠来の新婚さんを歓迎しようと一方的に大盛り上がりして…
  • 築地魚河岸三代目 16

    630pt/693円(税込)

    旬太郎の妻・明日香が子育てサークルで知り合った女性・絵美の悩みは、子供が自分の手料理を食べてくれないこと。味覚が鋭敏な旬太郎のことを知った彼女は、さっそく旬太郎に自分の料理を食べてもらうことに。その食事を味わった旬太郎は、味付けなどは美味しいと感じながらも、どこか違和感を覚えて…
  • 築地魚河岸三代目 17

    630pt/693円(税込)

    妻の明日香にもらったブランド物の時計のお返しにと、ブランド物の高級イカ「壱岐剣」を英二に仕入れてもらった旬太郎。だが、そのやりとりを聞いていたエリと雅が大喧嘩に!なんでもエリが欲しがっていたブランド物の財布を、ブランド嫌いの雅がプレゼントしなかったことが原因らしいのだが…
  • 築地魚河岸三代目 18

    630pt/693円(税込)

    顔や体つき、その上名字まで似ている二人のプロゴルファー、佐賀と古賀。古賀は、最近ぱっとしない佐賀を元気づけようと、彼の思い出の魚・アラをご馳走したのだが、意外にも「偽物だ!」と怒られてしまう。古賀から相談を受けた旬太郎は、さっそく「本物のアラ」を探すことにしたのだが…!?
  • 築地魚河岸三代目 19

    630pt/693円(税込)

    築地場外の「うお辰鮮魚店」が大繁盛で、専従店員を募集したところ、増田桜子という若奥様風の女性が応募してきた。彼女の夫は寿司職人なのだが、自分の店が潰れ、今は台湾で開業を考えているという。彼女はそんな夫のことを、川から追われて海に下る「負け組」サクラマスのようだと例えるのだが…!?
  • 築地魚河岸三代目 20

    630pt/693円(税込)

    『魚辰』で働きながらも、病気の父の想いを継ぎ、閉店した塩干物の仲卸『干青』を復興させると決意していた若。だが、最近では干物の研究に身が入らない様子…。というのも、若者の魚ばなれで、干物の将来に希望が持てないのだという。拓也はそんな若を心配して、三代目に相談をするのだが…

レビュー

築地魚河岸三代目のレビュー

平均評価:4.5 4件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 面白い
    Kayoyon123さん 投稿日:2024/2/28
    登場人物がとても魅力的で、主人公の周りの人たちの温かさ、私も一緒に働きたいと思いました!とってもとっても面白かったです。買います!

高評価レビュー

  • (5.0) はじめて知ることが多い
    みかんさん 投稿日:2023/1/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 私は生まれも育ちも海無し県だったこともあって、作品にて述べられている海の産物・魚の知識や、漁の話は斬新であり楽しく学べました。一軒のお店から卸売市場に至るまで、様々な知識や見解が得られました。特に牡蠣には成育地が陸から離れている距離によって生食用と加熱用とが分けられ販売されていて、やはり指示に従って食事することが大いに推奨されるということを知れてタメになりました。これからも旬太郎には頑張ってほしいです。 続きを読む▼
  • (5.0) 魚!!
    シノンさん 投稿日:2016/4/30
    魚がとにかく美味しそうで食べたくなります! 肝心のお話ももちろん面白かった。まったくの素人の婿養子が魚河岸の跡取りになり、一人前になって行くお話なんですが、登場人物みんな魅力的で生きてる感じがします。読めてよかった。
  • (3.0) 江戸前の旬が好きな人には
    でれだんさん 投稿日:2017/7/4
    おすすめです 築地の人情溢れる話と魚の豆知識もついて、魚料理の勉強にもなる グルメ漫画好きな人なら楽しめると思います

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

魚が食べたくなる!
広報:あずき(シーモアスタッフ)
「鉄のほそ道」「水古風」等、数々の名作を生み出しているはしもとみつおの作品。著・はしもとみつお、原作・大石けんいち、鍋島雅治、九和かずと等。全42巻の長編漫画です。大沢たかお主演で映画化もされました。銀行の人事部員だった主人公・赤木旬太郎は、上司に命じられて行ったリストラ執行の責任をとって退職し、妻の父親の跡を継いで、築地魚河岸の仲卸「魚辰」の3代目を務めることに。右も左もわからない築地という地で、魚を通してのさまざまな人々との交流や、持ち前の「明るさ」「食いしん坊」「好奇心」で様々な問題を乗り切っていく様子が描かれています。ストーリーは各回23話程度の長さなので読みやすいですし、少なからず魚に関心のある人であれば興味深い内容だと思います。読むと美味しい魚が食べたくなる作品です。

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