作者買いです。高橋先生のコミックは『天を見つめて地の底で』『悪魔の黙示録』などを持っています。
この『エル』も中学か高校の時に、一度は読んでいますが改めて読み返してみると、人間の欲深さや心の闇、環境問題に至るまで今の時代にも何かしら考えさ
せられるものです。年齢を重ねてきた今だからこそ、子供の頃とは違う印象を与えてくれます。
昔から、海の神様“ポセイドン”や“ネプチューン”を取り扱った作品がありますが、エルはまた違う観点で書かれているようです。
実際、ストーリーの中で「海を守る者」と比喩されているようですし。
読む人それぞれに受けるエルの印象は、変わってくるでしょうが、私個人は『エル』は人間に近い聖人たと思えます。
まだ、途中の巻までしか購入していませんが、ぼちぼち読んでいきたいと思います。
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