表題作300ページ+古い短編1話収録。
哀しみを抱える静かな滝野とアホさが可愛い元気な深町。
組み合わせが可愛い。
主人公が切なくて涙が出そうになるが、ばあちゃんを選ぶとこに心が暖かくなった。
せっかくなら深町卒後の生活や2人の将来
の話も見たかったな。
主人公には逆もぜひ楽しんで欲しかった。残念。
表題作自体古い作品のようで、数年かけて描いた短編の連作を一冊に纏めたものみたい。そのせいか一冊全体を通しての盛り上がりはあまりなく、淡々とした印象が残る。
ケータイより家電で、メールがないのが当時を反映して懐かしい(笑)
同収録の古い短編はSFもの? ちょっと判り難いけど、不思議なトーンが心地良い切なさが残るお話。
もっとみる▼