最後、何故か涙が止まらなくて止まらなくて困った
(´:▽:`) ハハ
私疲れてるのかな?なんて思ったけれど、多分私もとばりちゃんに会った事があるに違いないのだ。
幼稚園の頃、小学生の頃、中学生の頃。もしかしたら大人と言われる年齢になっ
てからもきっととばりちゃんが小さくなって震えている私に会いに来てくれていたのだ。
先生のお話はいつもどこか自分との接点があるような気がしてしまう。
忘れていることすら気づかないような自分の一部になっている事を掘り起こして見せてくれている感覚。
大事にするとぽわっと満たされるような知っている事。
これから長い時間を生きる時、この知っているけど忘れているような事を持っている私と、しまい込んでいる私では同じ肉体でも別の人になってしまうのだと思う。
とばりちゃんを中心としたオムニバス形式の作品。
とばりちゃんの存在が作中の彼らや通りすがりの私たちにあたたかい温もりを持たせて送り出してくれる作品だと思います。
BL作品ではあるけれど、大人となったどんな人にもどこかに触れる作品ではないでしょうか。
出会えたことに感謝。
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