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青年マンガ
墨攻(ぼっこう) 1
11巻完結

墨攻(ぼっこう) 1

690pt/759円(税込)

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作品内容

▼第1話/革離、易水を渡る▼第2話/革離、宣言する▼第3話/革離、城壁をなおす▼第4話/革離、敵兵を斬る▼第5話/革離、強者をのぞむ▼第6話/革離、武器を作る▼第7話/使者、来たる▼第8話/模擬戦▼第9話/開戦▼第10話/蔡丘、立つ ●登場人物/革離(城邑防衛を専らとする墨子教団から、梁城を守るために唯一人でやってきた墨者) ●あらすじ/約2300年前韓・魏・趙・齊・燕・秦・楚の七国が争う戦国時代の中国。超の大軍が、燕の小城、梁城を落とそうと、国境の易水川岸に軍を構えていた。梁城では、城を守るため城邑防衛のエキスパート集団、墨家から墨者を呼んだ。しかし、やって来たのは唯一人、革離のみだった(第1話)。▼一万五千の趙軍がやって来るまで後一か月。革離はその短い間に城壁を修理し、武器をととのえ、農民を兵に鍛え上げるために、城内の全権を自分に与えろと城主、梁渓に迫り、将軍たちの不快を買う。夜になって、死ぬのがいやで逃げ出した農民の蔡丘の妻が産気付いき、取り押さえられる。夜が開けると城壁の外に狼の頭が刺された竹槍が立てられていた。革離はそれが城内に潜り込んだ趙兵の仕業と見破る(第2話)。 ●本巻の特徴/戦国時代の中国で、殺人行為を否定し、城邑を守ることで戦争を終わらせようとした墨家教団のひとり、革離の登場シーンから初戦の勝利までが描かれる。また、敵方の巷淹中将軍に、墨家の内情を見破られる(第8話)。 ●その他の登場キャラクター/梁城城主・梁渓(第1話)、梁渓の息子・梁適(第2話)、農夫・蔡丘(第2話)、梁適の兄・梁魁(第5話)、巷淹中将軍(第7話) ●その他のデータ/孫子の兵法(墨子と反対に、敵を攻めるための法)

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レビュー

墨攻のレビュー

平均評価:4.9 7件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 懐漫!
    マンボーさん 投稿日:2024/10/11
    失礼な話、雑誌では面白さが伝わらない作品だった、 単行本で、エピソードをまとめて読んでこそ 面白く読める漫画。(初校・1992年)

高評価レビュー

  • (5.0) 「七人の侍」に彷彿
    露の影さん 投稿日:2009/1/22
    前半、梁城の攻防編が映画化されました。 それはどうでもよい話で。。 主人公の墨家の男がいい。泥臭い。愚直。不細工。精悍。クール。朴訥。雄弁。理想主義。合理的。情にもろい。天真。傷だらけの愛すべき男。 わずかに荒削りながら展開もすごい。作 者のパッションが感じられます。力強く流れて読者を丸呑みにするくらい。 画風も作品に合っていますね。「あ、このアングル好きだな」と変なところで感心したり。 まったく昔の人はよく言い得たもので、「百聞は一見にしかず」。 ご一読下さい。 もっとみる▼
  • (5.0) 奇想の面白さ
    らくたろーさん 投稿日:2009/8/4
    中国戦国時代に実在した思想集団、墨家を材にとった小説「墨攻」を原作とした漫画。 主人公・革離の朴とつとしたキャラクターと、作中に描かれる奇抜な戦術が作品の面白さ! 香港で映画にもなったが、そこで描かれなかったエピソードたっぷり!
  • (5.0) 引き込まれる…
    ぴ~とんさん 投稿日:2011/9/21
    とは、こんな感じなんでしょうか。人間描写が深くて、ストーリーのテンポも良いです。話しの重厚さに合った絵で最後まで一気に読みきりました。 中国の歴史に少しでも興味がある方なら是非、読んでみて下さい!
  • (5.0) 墨家
    ヤノクナタさん 投稿日:2018/7/30
    革離の冷静沈着・知的なカリスマ性はなかなかなれない。見た目は山賊みたいで怪しいが接するとあっという間にころっと恋に落ちる女性はいるだろうね
  • (5.0) 戦術
    ドージマさん 投稿日:2018/4/1
    城を守るために戦術を駆使して戦う墨家の革離。邑民や敵の趙兵など全てが人間臭く感動します。

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

カリスマ革離
制作:八福神(シーモアスタッフ)
戦国時代の中国が舞台となっている、森秀樹の歴史漫画です。戦国時代という激しい生活の中で、革離の歴史の冷静に敵を観察する姿や、周りが無理だと止めることも難なくこなしていく姿は格好良く、細かくに描かれている大軍が攻め込むシーンは、歴史漫画に興味がない人にも是非読んで見て欲しい作品です。

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