昔に魔法使いシリーズを読んだ記憶があり、懐かしくて電子書籍購入しました。
「ノスタルジア」以降の作品は初読みでしたが、ひとつひとつの作品のジャンルや設定が全く違い、近年の転生やら王太子やら溺愛やらの類似作品が蠢く風潮に少し辟易していた
ので(いやそういった作品にも素晴らしい物はありますが…)、こちらの読後の満足感がすさまじく、津田先生の漫画家としての構成力や想像力に脱帽しました。
特に最後の話はジャンルも然りですが、症状の明言は避けているものの、平成12(2000)年当時ではなかなか漫画では取り上げられにくい内容だったと思います。
四半世紀くらい前の作品ですが、古くささは全く感じず説明文にある「珠玉の短編集」に偽りなしです。本当にお勧め!
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