表題シリーズほか、短編と中編ひとつずつ収録。全体的に優しいファンタジー。ちょっと古めの作品。
「裏の祠の狐憑き」
小さな祠のおきつねさんが人の姿になって縁結び。その壱はいつも祠にお供えしている漫画家アシスタント・矢敷×同じアパートのリー
マン・習ちゃん。その弐からその参は矢敷のアシ先の漫画家・泉水×キツネ。キツネからはあまり恋心のようなものは匂ってこず、性格は騒々しいけど内容は淡々と。矢敷と習ちゃんの方がちゃんと恋愛してる感じで好きかなー。
「あんなに可愛かったのに」
2歳年下の幼馴染み・尊×瑛太。可愛かった幼馴染みが大きく成長。昔ながらの夏祭りいいなあ。
「君という現象」ほか1作
叔父の家に居候している高校生・諒が出会った幽霊の少年。もう仕方なかったとはいえ、何年も執着していた叔父さんのことはいいのかな?
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