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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP > 特集一覧 > オカルト恐怖体験2018【発表】
白いセーラー服
高校生1年の夏休み前、友人Aとケンカし、そのケンカがきっかけでイジメが始まりました。
ケンカの理由もしらないクラスメートから謂れなき嫌がらせを受け、自分の言い分さえ聞いてもらえなくて本当に消えてしまいたかった。
終業式の日、クラス全員で出かけるイベントに私だけが声をかけてもらえず、その事を知らない他のクラスの子からイベントの話を聞いた時は本当に悲しかった。
どうやって帰ってきたわからないくらいショックを受け、制服も脱がぬままベッドに横になりボロボロ泣きながら
「もう消えたい。死んでしまいたい。」
そう呟いてました。
そして泣き疲れてそのまま寝てしまいました。

夢の中で私は転校し、違う学校に登校するところでした。
グラウンドから突っ切って校舎へ行こうとすると、校舎の屋上にセーラー服の女の子の姿。
白い夏セーラー服に紺色のスカーフの女の子と一瞬目が合ったように思った瞬間、女の子は飛び降りました。
ぐしゃりと身体が砕ける音と地面に身体が打ち付けられるドォン!という音がまざり、身体と鼓膜に響いた。
私は、落ちた女の子に近づいて行く。
うつ伏せになった女の子の頭は落としたスイカの様に割れ、その割れ目からは脳の一部が飛び出ていた。
女の子の血が私の足元に流れてきて、私ははっと目を覚ましました。
すごくリアルな夢で身体は汗だく・・・。
寝返りをうってもう一眠りしょうとすると、ベッドから2メートル程離れた所に頭から血を流してるセーラー服の女の子がうずくまっていました。
私は恐怖で声が出ずにいると、セーラー服の女の子は少しずつ顔をあげ私に
「いっしょにいこう…」
差し出す手はドンドン伸びてきて、私の眼前まで手が伸びてきた時、声がでて
「ごめん!ごめん!行けない!無理!」
めちゃくちゃ叫びました。
バタンっ!と勢いよく部屋のドアが開き
「どうしたの??」
と母が部屋に入ってきました。
女の子の姿はなく、母から制服のまま寝ていた事を咎められ、部屋で1人で着替えるのが怖くて着替えを持って居間に行きました。

着替え終わりソファで夕方のニュースを見ていたら、他の県で自殺したニュースが流れていて・・・
私の目はインタビューを受けてる生徒に釘付けになりました。
インタビューを受けてる生徒の制服が白いセーラー服に紺色のスカーフだったんです。
そしてボカしてはいるけどグランドを突っ切って歩いて向かった校舎は夢で見たものだったんです。
夏になると必ず思い出します。

彼女のおかげで私は死なずに今を生きていので感謝しています。
そして、思い出す度彼女のご冥福をお祈りしています。

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