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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP > 特集一覧 > オカルト恐怖体験2018【発表】
最期の挨拶
祖母が亡くなって、お通夜を控えた前日の夜のことです。
2階建ての1階の部屋で弟と一緒に寝てたときに、朝4時前になった頃に物音で目が覚めました。
寝ていた部屋は両側引き戸(寝るときは閉めてます)で、出てすぐに廊下があるんですが、その廊下を擦りながら移動している音がしたんです。
ずー、ずー、と。
最初は何の音だろうと、寝ているふりをしながら呑気に聞き耳を立てて考えてました。
でもよく考えたら、家族はみんな寝てるし、ペットもいないから、霊の仕業かもしれないと思って怖くなりました。
早くいなくなれ、早く朝になれと心の中で祈っていると、音がやんだので大丈夫かなと思っていたら、ズサズサズサと引き戸の壁を廊下側から引っ掻いているような音がしてきました。
これはいよいよヤバイと思って焦っても、怖くて動けないから弟も起こせないし、かと言って眠れないしと、混乱していると、引っ掻く音が止み、また引きずるような音がし始めました。
しばらくすると、また引っ掻く音がし始め、引きずる音と引っ掻く音を何回か繰り返したあと、音が止みました。

推測ですが、祖母が最期に挨拶に来てくれたのかなと思っています。

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