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浜村渚の計算ノート 9さつめ恋人たちの必勝法

青柳碧人

（5.0）投稿数7件

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作品内容

名古屋のテレビ塔が爆破され、あのテロ組織がカジノの地下から犯行声明を出した。ルーレットゲームで、もし玉が黒い数字に止まったら更なる爆破が起きるという。「数学的に絶対に負けない」と豪語する敵・マーチンゲールを浜村渚はどう墜とすのか！？　ほか「組み合わせ」や「レピュニット数」をテーマにした数学×キャラミス全４編。

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作品情報

ジャンル

：小説・実用書

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専門書 > 科学 > 数学

出版社

：講談社

雑誌・レーベル

：講談社文庫

シリーズ

：浜村渚の計算ノートシリーズ / 浜村渚の計算ノート

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2019年4月16日

ファイルサイズ

： 5.4MB

出版年月

： 2019年4月

ISBN

：

9784065155387

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

浜村渚の計算ノートのレビュー

平均評価：5.0 7件のレビューをみる

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高評価レビュー

かものはしさん

(－/－) 総レビュー数：31件

数学ミステリー

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 数学を始めとする理系科目が冷遇されるような政策ができ、それに反抗して数学愛好者によるテロ組織「黒い三角定規」がテロ活動を始めます。警視庁のアドバイザーとして呼ばれたのが女子中学生の浜村渚でした。何巻目かのあとがきで書かれていたように、ミステリ小説として、事件が続けて何度も起こりそして全てに数学が絡んでいるという設定をうまく作ったと思います。第1章はlog10,　第2章はlog100,…といったようにあちこちに数学が散りばめられているのがいいです。高校までの数学も多いですが、それ以外の雑学のような数学もあって楽しいです。特に好きなのはクレタ島の嘘つきのゲームのやつと集合の毒青汁ゲームのやつです。ちょっと残念なのはキューティーオイラーを除くほとんどのテロリストは警察に捕まってしまうことかな。ストーリー上しょうがないですが浜村渚と話して改心したり諦めたりしてしまうのが多いので、警察から逃れてまたリベンジしにきたりとかキャラの再登場がもっとあって欲しいです。