100年を経ていま蘇る、
『ガルシアへの手紙』の著者からのメッセージ。
日本でもベストセラーとなった『ガルシアへの手紙』の著者による、
「平和に、シンプルに、ありのままで幸せに生きていこう」というテーマのエッセイ集。
書籍として刊行されたのは1906年、書かれてからおよそ100年。
しかしそんな年月がたっているとは思えないほどの、
モダンで現実的でそして背伸びをしない文章が逆に新鮮に映ります。
自分自身について、仕事について、そして人生について考察する著者のまじめで素朴で暖かいまなざしが、
ページをめくるごとに感じられる一冊。
100年前にも人間は今と同じようなことで悩み、考え、生きていたと思うと、ちょっぴり勇気さえもらえます。
肩のこらない、でもどこか心にひっかかる、そんなエッセイをお届けします。
*目次より
◎1章 私が私であるために
時とチャンス/人間の魂/同情と知識とバランスと etc.
◎2章 働くことの意味と意義
外に出るか、協力するか/先駆者となれ/従順の法則 etc.
◎3章 生きるということ
生きることと表現力/排他的な友情/何も求めずに与えよ etc.