1946年の一万田尚登から現在の黒田東彦まで―― 日本の金融政策を担うリーダーたちは何を守り、何と闘ってきたのか? 戦後14代にわたる日銀総裁の群像と足跡を通して描いた戦後経済史。著者は30年にわたって日銀に奉職し、間近に見てきた、それぞれの総裁ごとの時代的背景、政策運営、政策評価、人物評伝の4つにわけて解説する。日本の金融政策を知るうえでの基本書。
【主な内容】
第1章 一万田尚登総裁とその時代
第2章 新木栄吉総裁とその時代
第3章 山際正道総裁とその時代
第4章 宇佐美洵総裁とその時代
第5章 佐々木直総裁とその時代
第6章 森永貞一郎総裁とその時代
第7章 前川春雄総裁とその時代
第8章 澄田智総裁とその時代
第9章 三重野康総裁とその時代
第10章 松下康雄総裁とその時代
第11章 速水優総裁とその時代
第12章 福井俊彦総裁とその時代
第13章 白川方明総裁とその時代
第14章 黒田東彦総裁とその時代
終章 セントラル・バンキングの旅路