ブログ『洋書ファンクラブ』で日本人向けに面白い洋書を紹介し続けている著者は、1995年にアメリカに移住。現地の出版社の編集者や図書館員からも感想や意見を求められるようになったことがブログ開設のきっかけでした。次第にブログやツイッターで「おすすめの本を教えてください」「自分のレベルに合った本はどのようにして見つけたらよいですか」といった相談を受けることが多くなり、誰でもが必ず読みたくなる本が見つかるブックガイドとして本書を執筆しました。
■500冊を選定した方針
ジャンルは「文芸」「ミステリ」「SF・ファンタジー・ホラー」「ラブロマンス」「児童書」「ヤングアダルト」「ノンフィクション」「ビジネス・実用」「サイエンス」の9つ。ほとんどにサブジャンルを設定して整理しています。多様なジャンルを網羅し、一定の「質の基準」を満たした作品、特に日本の読者に適した作品、各ジャンルで古典から最新作までバランスよく紹介する、原則的にひとりの著者につき紹介するのは1作品のみなどの方針で選定された500冊。著者が特におすすめの本は1作品1ページ、基本は1作品1/2ページの構成です。
■英語レベルは5段階表示
[超初級] 英語を学び始めたばかりの人でも読めるレベル
[初級] 日本の中学英語をマスターした人が読めるレベル
[中級] 日本の高校英語をマスターした人が読めるレベル
[上級] 大人の英語ネイティブスピーカーが普通に読むレベル
[超上級] 大人の英語ネイティブスピーカーでも難しく感じるレベル
■さらに適正年齢の目安も表示
G: 全年齢向け
PG8: 小学校3学年以上
PG10: 小学校高学年以上
PG12: 中学生以上
PG15: 高校生以上
R: 成人向け
R+: 成人向けで特に性的・暴力的表現が強いもの