毎年、世界中の強豪プレイヤーを集めて米ラスベガスで開催される「世界ポーカー選手権(WSOP)」。2012年の同大会で、日本人初の快挙を成し遂げた男がいる。プロポーカープレイヤー、木原直哉(33)。東大理学部在学中にポーカーを覚え、WSOPでは、3日間、毎日10時間ずつの試合を闘いぬき、参加者419人の頂点に立った。優勝賞金は51万ドル(当時の換算レートで約4000万円)。ポーカーの世界でトップランクの称号とされる「ブレスレット・ホルダー」の地位を得た木原は、なぜ、この世界にいきついたのか? 世界の趨勢は、いまどうなのか。これからは、どこを目指すのか? 孤高の地位を築いた男の果てしなき戦いの軌跡を追う。※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。【文字数:6400文字/単行本換算で8ページ】