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1973年、ジョージ・ルーカスという名の若き映画制作者が、壮大なスペース・ファンタジー大作のメモを走り書きした。それはつくる当てなど何もない空想の産物だった。それから約40年―。スター・ウォーズ・シリーズの売上は累計370億ドルに達し、関連商品数は地球の人口を上回った。ストーム・トルーパーのコスチューム集団は世界に広がり、“ジェダイ教”は一種の宗教になった。しかし信じられないことに、これまでスター・ウォーズの完全な歴史を網羅した書物はなかった―。ベテラン・ジャーナリストのクリス・テイラーは、スター・ウォーズ・シリーズの歴史を丹念に辿っていく。オリジナル三部作の生みの苦しみ、冬の時代の到来と『特別篇』による再生、エピソード『1』~『3』の新三部作の製作、そして『エピソード7』から始まる新たな三部作への準備。ルーカスのアイデアを伝説に変えた友人や脚本家、コンセプト・アーティスト、プロデューサー、マーケティング担当者など、舞台裏で活躍した多士済々のメンバーの肖像画を描きつつ、なぜスター・ウォーズが多くのファンを惹きつけ、触発してきたかを探るため、テイラーはジェダイの騎士を自称するファンとライトセーバーで闘い、ドロイドの自作を楽しむ愛好家たちと交わり、ボバ・フェットの衣装を着てファンイベントを歩き回る。本書は、スター・ウォーズの創造とビジネスにまつわる一大現象をエネルギッシュかつ躍動感たっぷりに描きながら、若き映画監督の夢がいかにしてライバルを押しのけ、数世代に渡って熱狂的なファンを惹きつけてきたかを解き明かしている。
9784434202780
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