ライトノベル

3巻配信中

月と茉莉花

佐倉朱里雪舟薫

（4.3）投稿数7件

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作品内容

エン国太子の煬大牙は、自国を裏切った国“湘”を滅ぼし、目の見えない湘の第一公子を捕虜にする。その公子は名も無く、湘王である父に廃嫡とされ、存在すら認められず北の離宮に幽閉されていた。それでも潔く覚悟を決め、亡き湘と運命を共にしようとする儚げで美しい公子に、大牙はいつしか心惹かれ始めるのだったが－－。切なくも甘い、魂を揺さぶる感動の歴史ロマン。【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

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詳細

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

BL小説

作品タグ

：受けが可愛い

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出版社

：幻冬舎コミックス

雑誌・レーベル

：リンクスロマンス

シリーズ

：月と茉莉花シリーズ

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2016年8月10日

ファイルサイズ

： 1.1MB

ISBN

：

9784344802353

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

月と茉莉花のレビュー

平均評価：4.3 7件のレビューをみる

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高評価レビュー

ちるちさん

(女性/－) 総レビュー数：641件

３巻まで読んでこそ

私の中のNO.１BL作品。新書・文庫・電子全部買いました。一行一行を、細部に渡って丁寧に拘って作られている小説だと思います。リアルタイムで読んでいたときも「３巻で失速」とか「メリバ」とか「後味悪い」とか言われていましたが、私はそうは思わないです。当然の流れだと思うし、３巻目があるからこそ、ストーリーに奥行きと深みが生まれています。それに、３巻まで読んでもキャラクターが「不幸」になったとはどうしても思えない。寧ろBLだからといってこの話を「後味が悪い」と思えるほうが不思議。恐らくそういう人は「探花」や最後の史記っぽさを意識した「終わり」を指しているのだと思いますが、探花に至ってはこれがないと却って不自然。私は３巻目の終わり方が本当に好きで、これがあるからこそ「月と茉莉花」シリーズが大好きなんです。キャラクターの人生が、単なる「創作物のキャラ」としてではなく、「この世界に生きる人の人生」を描いていると思います。しかし、月心は本当にいいですね。ファンタジーでもこんなに嫋やかな人物なかなかお目にかからない。筆致も含めて美しい。３巻で講義をする場面も大好きです。紙版ではイラストレーターさんが失踪したので３巻目だけ挿絵がありませんが、電子版は１・２巻も挿絵なし。3巻とも後書きなし。

4件

2019年9月13日

ひなたさん

(女性/40代) 総レビュー数：92件

めちゃくちゃ読みやすい!!!!

まだ1巻の途中です｡あまりにも文章が読みやすかったので､レビューします｡題材と言い回し的に読みにくい筈なのに､それを感じさせないぐらい､とても読みやすいです｡漢字と平仮名のバランスなのか､仮名をふっている点､余白の使い方など読み手への配慮が感じられます｡だからか､難しい言い回しや内容にも関わらず､かなり読みやすいです!!!他の作者さんに参考にして貰いたい!!

1件

2020年9月17日

momoko さん

(女性/30代) 総レビュー数：270件

両論賛否だろうけどすき

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ こちらの３巻は割と酷評されていたので購入するのが怖かったのですが、私は購入して良かったです。物語として綺麗に纏められており（纏まりすぎている感はありますが。）、読後も悪くありません。確かに一般的なＢＬ本とは異なる趣がありますが、私個人は良かったと思います。強いて言えば、もう一話くらい大牙と月心の甘いお話しが読みたかったです。

3件

2019年5月1日

リーさん

(女性/30代) 総レビュー数：323件

😊

全部で3部作になっています。主人公の境遇にマジ泣き。幸せになっていく姿が描かれてます

3件

2017年5月31日

yy さん

(女性/50代) 総レビュー数：1528件

3巻目は読みたくなかった

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 不遇な亡国の廃嫡された王子と敵国の俺様王太子との物語。
不遇さに涙してしまいますが、1巻目が1番面白く、3巻目は読まなきゃ良かったと半ば後悔。

現実的だと言えばそうだけど、後継問題や受けの死期を思わせるエピソードなんて、今は読みたくなかったです。
自然災害や公私ともに疲れてる時にはめでたしめでたしなハッピーエンドが読みたい。後味悪いハピエンなんて、いりません。

0件

2018年9月9日