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最近のプロの対局は、コミが6目半とかで、白番がやや有利との世評がある。序盤から目いっぱい打たなければ、勝利はない。そこで布石や定石の研究が以前よりも盛んになってきている。従って、対局ではよりシビアな定石が選ばれるようになっている。プロは、常に従来の定石より半目でも1目でも働いた手を考えている。本書は176局の棋譜を使って、その周辺の事情を研究した。高段者には、垂涎の書と言えよう。