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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。昭和五十一年五月のことであった。外科の外来医長から「清原さんの右足の裏に悪性黒色腫が出来ているので足を切断する必要がある。本人は手術をためらっているので、先生からすすめてほしい。」との電話をうけた。医師であれば悪性黒色腫がいかに悪いものであるかは誰でも知っている。 かくて清原君は昭和五十一年五月二十六日東大病院で右足先の切断術をうけたのであるが、以後何回かの悪性黒色腫の再発、手術、免疫療法などをくり返した。術後からおこったはげしい痛みについては医師の日で克明にその症状を分析記録した。本書は、その記録の一部でもある。 本書は、闘病中における清原君の記録や講演などをまとめたものであるが、このようないろいろ複雑な背景のもとにこの記録が行なわれたことを、読者はよみとってほしいと思っている。(山村秀夫「序文」より) 「まだ少しは時間があるだろう、俺は痛みの専門家だ、〝病魔と痛み〟にプロとして挑戦してみよう。そして残されたわずかの時間をできるだけ延ばして、世の役に立つ有意義なときに生かそう」と最後の一ときまで、病と、死と、自分と、痛みとの文字通り愴絶な死闘でした。 痛い、苦しいと叫びつつも冷厳なプロの眼でしっと、自問自答しつつ、医師にも周囲にも訴えつづけました。自らの赤裸々な体験談を生のまま公表することで、同じ苦しみの道を辿る人々の叫びの代弁として、恥も外聞もなく、あるがままを表わしつづけたと思います。残されたいくつかの記録や断片的な発言をここにまとめ、何を求め、何を訴え、何を代弁しようとしていたかを汲みとっていただければありがたいと思いました。多くの方々の御協力と、励ましは、故人の叫びを何かの形で受けとめて下さったからに他ならないと思ったのです。 できるだけ修飾や補正をしないようにいたしましたので、あるいは御迷惑をおかけしたり、御不快と思われることもあるかもしれないと迷いました。 どうぞ、そういう点は、故人の闘いの跡を辿り、叫びを汲みとるために、お心寛くお赦しいただきたいと思います。 そしていろいろな形で病む方々や、それを支える努力をされている方々に、闘いの手段や勇気を見出すいとぐちでも掴んでいただけたら……と念しております。(清原富士子「あとがき」より)目次序文Ⅰ 医療の言葉/病者の世界/痛みということⅡ 入院雑感/医療技術の進歩と患者の訴え/患者こそ医学の教師/不安を受けとめる医師/病者の求める医師像Ⅲ 痛みを避ける/痛みの仕組みと最新治療法/患者・医者・医療・医学・肉身・人生のことⅣ 神経痛といわれる病気/痛みの成因とメカニズム/炎症にみられる痛み/なぜ食品にお化粧するか/清原先生とご病気/闘病の記録あとがき
9784130020022
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