世界観的に中世よりは近代なので、その部分に好みは分かれると思います。この作品はハリウッド映画に世界を救う的なのが溢れているように、世界を救うみたいな溢れすぎてるチープなラノベとはちょっと違います。いや、今から世界の危機とかになるのかもしれな
いけれど。スケールを小さくして、臨場感やドラマがある物語は非常に優れたもよであると思うし、作者の方のセンスが問われるものです。その点、この作品はとても素晴らしい。
難点は、小さい出版社系の作品は文字数とかページ数に対して割高なんですよね、ということくらいでしょうか。
ただ、それでも読む価値のあるファンタジー作品だと思います。オススメします。
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