■平成28年4月に九州・熊本を襲った震度6の地震は、
近年、相次ぐ地震災害の中でも特に甚大な被害をもたらした。
この地震を熊本市内に住んでいて被災した著者・高瀬あきとイラストレーターの高瀬ゆきの二人は、
「あの惨状の中で書かずにはいられなくて、書かないと発狂しそうで書いた」
と夢中で文章とイラストで想いをつづった。
そしてそれを自作で小冊子にしてフォレスト出版に送ってきた。
■フォレスト出版はその想いになんとか応えようと、
印刷書籍では出版までに時間がかかりすぎるために電子書籍での出版を決定した。
被災から2カ月、小冊子がフォレスト出版に届いた5月から1か月後の6月中旬には電子書籍として発行するに至った。
今の時代だからこそ形にできた事例となった。