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ひざの世界的名医が教えるひざ痛がよくなる1分ほぐし大全
ひざの痛みの約9割は「変形性膝関節症」が原因と考えられていて、変形性膝関節症になると、将来要介護状態になるリスクが約6倍に上昇します。
また認知症を発症するリスクが約4倍になるという報告もあります。
ひざ痛の治療は鎮痛薬や物理療法、関節内注射で痛みや腫れをコントロールすることが中心で、末期では人工関節手術をすることが多いです。
しかし人工関節手術にはいくつかの問題点があるため、現在では運動療法などによって軟骨のすり減り自体を防ぐことが重要になってきています。
そのためにも日常生活で、いかにひざ関節への負担を減らすかが大事になります。特に、
1.ひざのお皿(膝蓋骨)の動きをよくすること
2.ひざをピンと伸ばせるようになること
3.軟骨がすり減るひざの横ブレ現象「スラスト」を防ぐこと
この3つが日常生活において重要です。
本書ではその具体的な実践方法を「1分ほぐし」と題して、図解をまじえながらくわしく紹介していきます。
◆ひざの曲げ伸ばしの痛みが引く「お皿八方ほぐし」
◆着地するたびつらい激痛を除く「ひざ下ほぐし」
◆不安定なひざを安定させ痛みが引く「ひざ裏のばし」
◆O脚でひざの内側が痛む人に好適「内ひざほぐし」
◆X脚に多いひざの外側の痛みに効く「外ひざほぐし」
◆正座がつらい、曲げにくいが改善「ひざ上ほぐし」
◆軟骨がすり減るひざの横ブレ現象を防ぎ関節を守る「全身ほぐし」
◎ひざ痛の原因発見マップ
◎人工関節手術を回避する「関節温存治療&手術」
ほか
【目次】
1章 2500万人が悩むひざ痛はなんと大半が自分で改善できる!
2章 東京医科歯科大学式運動療法「1分ほぐし」
3章 ひざの曲げ伸ばしの痛みが引く「お皿八方ほぐし」
4章 着地するたびつらい激痛を除く「ひざ下ほぐし」
5章 不安定なひざを安定させ痛みが引く「ひざ裏のばし」
6章 O脚・X脚の内側・外側の痛みが和らぐ「内ひざほぐし」「外ひざほぐし」
7章 正座がつらい曲げるときの痛みが軽快「ひざ上ほぐし」
8章 弱い太ももを鍛えて痛みが軽減「ダウンモーションスクワット」
9章 ひざへの負担の一点集中を防ぐ「足首ほぐし」「股関節ほぐし」
10章 ひざの軟骨がすり減る横ブレ現象「スラスト」を防ぐ「体幹強化体操」
...ほか