★Amazonロマンスカテゴリー(Kindle)ベストセラー(ランキング1位)[2020]★
――縛ってやろうか?
恋を失ったばかりの女と、過去の恋を背負い続ける男。
二人の視点で交互に綴られる、切なくも官能的な大人の濃厚ラブロマンス。
裏切りに傷ついた歩(あゆむ)は、妹の恋人が営むバーで酒をあおっていた。
そこで出会ったのは、無愛想で不遜な男・渡海(とかい)。
ひょんなことから始まった、二週間限定の同居生活。
顔を合わせるたびにぶつかり合う二人の関係は、ある夜を境に変わりはじめる――。
緊縛師として舞台に立つ渡海の姿を、偶然目撃してしまった歩。
縄に縛られる女の姿に、不快どころか羨ましささえ感じてしまう自分に気づく。
ステージを終え帰宅した渡海が、歩に告げた一言が、
二人の関係を変えていく。
――縛られてひとつになる体と心。
渡海の元恋人の出現で揺れる歩と、
過去の傷から恋に踏み出せない渡海。
交わることのなかった二人の心は、
縄で縛られ、ついに重なり合えるのか――。
従順さと対等さ、快楽と再生、心の傷と欲望。
快楽と共に心を解き放つ、大人のための耽美な濃密ラブストーリー。
※本作には、ストーリー上不可欠な性愛描写およびソフトなSM・緊縛描写が含まれます。
★第11回らぶドロップス恋愛小説コンテスト読者賞受賞作[2018]★
独自の世界観のある官能的で濃密な物語です。緊縛師という特殊な職業に就いていながらも、ヒーローがとても魅力的でした。
[第11回らぶドロップス恋愛小説コンテスト総評]
【レビュー(WEB公開時】
■ありがとうございます。楽しませていただきました。ここまで本格的な作品に出会え嬉しく思います。(30代・女性)
■胡散臭いキャラがわんさかいるなかでの、ヒロインの純粋さが好きです。(30代・女性)