長年教壇に立ち続けた著者が、教育行政主導の学校改革にもの申す! 先人たちの努力や汗の結晶である学校の「当たり前」は果たして軽々に否定され抹消されてしまってよいものなのか? 自身の経験を拠り所に、「教育とは何か」を問い直す。
【主な目次】
第一章 学校が子ども・社会に果たすべき役割
第二章 「人間形成」か「経済的利益」か
第三章 工藤勇一著『学校の「当たり前」をやめた。』を読む前に
第四章 検証! 『学校の「当たり前」をやめた。』
第五章 『学校の「当たり前」をやめた。』が目指すもの
第六章 「教育の原点」の既視感
第七章 学校を動かす四つの「ちから」
第八章 社会と学校のつながり
第九章 「定期考査の全廃」の意図
第十章 再び担任制の廃止について
第十一章 学級はいらない?
第十二章 工藤校長から子どもたちへのメッセージ
エピローグ