ハト派の元エリート官僚と、行動右翼の戦前史をめぐる憂国歴史対談。明るいはずの明治時代の破綻ギリギリの頑張り、大国との連戦でもたらされた明治の変質、大正時代に迎えた知られざる近代日本の分かれ道、昭和時代の複雑な右翼思想の乱立状況について、この二人でしか明らかにできなかった〈歴史の読み方〉〈国がヘンになったときの危機管理術〉など白熱の議論を展開!
【主な目次】
序 章 同じ年に生まれて
第一章 明治維新再考
第二章 大正・一等国の隘路と煩悶
第三章 対米開戦の日本人
第四章 戦前史から何を学ぶべきか