◆女性に選ばれるマーケティング、コンテンツ、企画、ブランド…のつくり方
本書は、女性誌編集歴20年以上、1万人以上の女性ユーザーに取材してきた著者が、
女性の心理を読み解き「女性に選ばれる企画・表現」のつくり方を体系化したマーケティング書です。
リサーチ・言語化・デザイン設計のノウハウを、基礎から応用まで
女性向けプロモーションに悩むすべての人に向けて、丁寧に解説します。
女性が直感的に「なんか好き」と感じるものには共通の法則があると語り、
本書ではそれを27の法則としてまとめました。
女性の発する感覚を“なんとなく”で済ませず、言葉に分解し、
構造的に組み立てていくことで、男性でも女性心理を理解し、心に響く言葉やデザインを生み出すことができます。
一方、女性読者も本書を通して、自らの感性を論理的に伝える力を身につけられます。
男性の上司やクライアントへの提案が通りやすくなるなど、
ビジネスの場でさらに活躍できるようになるでしょう。
◆「なんとなく可愛い」「女性ウケしそう」だけでは、成功の確度は安定しません。
本書では“それがなぜ女性に響くのか”を、言葉・色・デザインの視点から徹底的に分析。
現場で活かせる具体例や、女性の心に届く企画やクリエイティブの要点を、わかりやすく解説します。
たとえば、こんな悩みに心当たりはありませんか?
◎女性に選ばれる色と、色がもたらすイメージとは?
◎季節ごとの女性人気カラーと心理効果とは?
◎フォントは女性にどんな印象を与える?
◎幅広い年齢層に届けるにはどんなデザインが有効?
◎年代別女性に響く言葉とは?ビジュアルとは?
◆本書構成について
本書は「基礎編」と「応用編」の2部構成です。
前半(第1章~第3章)では、女性にモノを売るための考え方、女性の感性を読み解く視点、
そして、感性に響く言葉やビジュアルデザインの基本を丁寧に解説します。
ここで紹介する知識は、すべての企画やコンテンツ設計の“土台”となる内容です。
男性読者には「なるほど、だから響かなかったのか」という気づきが、
女性読者には「わかるけど言葉にできなかった!」という感覚を言語化するヒントが得られるはずです。
後半(第4章~第7章)は、実践で役立つ「応用編」。
企画をカタチにし、届け、育てていくプロセスを、以下の観点から解説します。
◎女性の本音を引き出し掘り下げるリサーチ・インタビュー術
◎女性に愛されるブランド価値の言語化と世界観のつくり方
◎共感を生むUGC・SNS活用の実践法
◎女性の感性を読み解き、現場で活かせる〝伝わる言葉と企画〟の実践スキル
◆目次
まえがき
第1章 「なんとなくピンとこない…」を解消する女性購買心理の法則
第2章 女性の心に届く“言葉”の設計
第3章 “女性に届く”をカタチにするデザインの力
第4章 女性の購買心理をひもとく実践「感性インタビュー」
第5章 共感され選ばれるブランドの世界観設計
第6章 WEB×SNS×UGCを連動させた女性ターゲティングの新ルール
第7章 女性の感性を翻訳し読み解く実践テクニック
あとがき