とある学園の寄宿舎に存在する“夜の制度”。
表向きは規律正しい学び舎、その裏で管理人は、女子学生たちの“性の悩み”を密かに癒してきた――。
文芸部の地味な読書少女。
部活で張り詰める体育会系キャプテン。
異国からやって来た金髪の留学生。
そして、誰よりも堅物だった元風紀委員長――。
彼女たちは皆、抱えきれない欲望と戸惑いを胸に、夜ごと管理人室の扉を叩く。
年上の包容力に身を委ね、初めて知る他人の温もりと快楽。
背徳と純情が交錯する、寄宿舎の密やかな夜の物語。
今宵もまた、誰かが“最後の一線”を越える。