「国債を発行し、その財源で減税を行う」――。
停滞する日本経済を復活させる「起死回生の一手」として、たびたび議論にのぼるこの政策。
しかし、その是非をめぐっては専門家の意見が真っ二つに割れています。
一方は「経済を救う最善手だ」と主張し、もう一方は「国を滅ぼす愚策だ」と激しく対立。
果たして、この政策は日本を救うのか、それとも滅ぼすのか。私たちは一体、何を信じれば良いのでしょうか。
本書は、この賛否が渦巻く重大な問いの核心にある、「不都合な真実」をゼロから解き明かすための一冊です。
■絶望の未来を回避する、唯一の道筋
本書は、ただ不安を煽るだけでは終わりません。歴史と世界の成功・失敗事例を海図として、なぜ日本は30年間も停滞から抜け出せなかったのかを分析。そして、「支出か、緊縮か」という不毛な対立を乗り越え、私たちが選ぶべき、希望ある具体的な「第三の道」を指し示します。
財政問題は、決して他人事ではありません。あなたの、そしてあなたの子どもたちの未来そのものに直結する「自分事」です。
財政破綻で全てを失う前に、今、私たちが知るべき真実が、この一冊にあります。