王太子から婚約破棄されたステラは、初恋の相手である王弟ジェラルドに救われ、形だけの「白い結婚」をした。
しかし白い結婚のはずが、ステラにとても優しいジェラルドと過ごすうちに、歳の差があれど彼女は彼を一層愛おしく想っていく。
ある日、ジェラルドの戦線離脱を巡る軍部の会議を心配し、王家の影である護衛騎士レザンや執事長ドルアスらの助けを借りて王城へと向かうと、そこでステラは、ジェラルドが長年自分を想い続けていたことを知る。
実はジェラルドは、15歳の時に風の精霊ルルードが見せた未来のステラの姿に一目惚れして以来、ずっと彼女を愛していたのだった――。
不器用な年上旦那様との、甘い“勘違い”から始まる溺愛生活第二弾!