博物館がもっとたのしくなる!
日本で生きていた恐竜・古生物60種に
「会えるスポット」をご案内
みなさんは博物館で、どんなふうに化石を見ていますか?
この本は、博物館などで化石が展示されている「会いにいける」恐竜・古生物60種を解説した、ガイドブックにもなる図鑑です。
近年、日本各地で続々と恐竜や古生物の化石が見つかっています。本書で紹介するのは、約2億5000万年前から6600万年前まで続いた中生代(恐竜時代)に、日本で生きていた種です。
このころの日本はまだアジア大陸のふちにあり、多くの場所は海の底に沈んでいました。そのため日本には、陸と海、どちらの古生物の化石もたくさん見つかっているのです。
そんな日本の陸や海で躍動していた恐竜・古生物たちのことをイメージしながら、実際の化石と見比べてみましょう。
「なんでこんな形をしているのかな?」「あの動物の骨に似ているかも?」そんな発見につながるかも?
この本をもって博物館にいけば、化石を見るのがもっとたのしくなります!
どれぐらい知ってる?
*登場する各地の古生物例
・北海道 奇跡の恐竜!カムイサウルス
・福島県 あのアニメ映画にも登場!フタバサウルス
・福井県 恐竜王国・福井のフクイベナートル
・兵庫県 日本初の角竜類!ササヤマグノームス
・熊本県 九州の空を飛び回った!ニッポノプテルス など
脊椎動物監修/林 昭次(はやし・しょうじ)
岡山理科大学恐竜学科准教授。北海道大学大学院理学院博士課程修了。ドイツ・ボン大学博士研究員、大阪市立自然史博物館の学芸員を経て、2017年より現職。恐竜や首長竜など、さまざまな脊椎動物の骨組織を手がかりに、進化や生態を研究している。近年はその手法を現生動物にも広げ、オオサンショウウオやアマミノクロウサギなど希少動物の生態解明にも取り組む。博物館には、いつ訪れても新しい発見がある。本書を通して、みなさんにも博物館をめぐる楽しさと発見のおもしろさを感じてもらえたらうれしい。
無脊椎動物監修/相場大佑(あいば・だいすけ)
1989年東京都生まれ。横浜国立大学大学院環境情報学府博士課程修了、博士(学術)。三笠市立博物館 研究員を経て、現在、深田地質研究所 主査研究員。専門は古生物学で、特に化石頭足類アンモナイトの進化や古生態を研究している。著書に『アンモナイト学入門:殻の形から読み解く進化と生態』(誠文堂新光社)、『僕とアンモナイトの1億年冒険記』(イースト・プレス)、監修書に『自然科学ハンドブック 化石図鑑』(創元社)、『恐竜大絶滅 陸・海・空で何が起きていたのか』(中央公論新社)など。博物館学芸員時代に巡回展『ポケモン化石博物館』を発案し、総合監修を務めた。
絵/ツク之助(つくのすけ)
サイエンスイラストレーター。古生物の書籍や博物館の展示などで、復元画やイラストを描く。著書に『きょうりゅうさがしえずかん』(KADOKAWA)、『きょうりゅうたちのあしもとで』(誠文堂新光社)、『フトアゴちゃんのパーティー』(イースト・プレス)など。『おうちで飼える! 恐竜・古生物図鑑』(幻冬舎)など、イラストを担当した書籍も多数。恐竜グッズのデザインも手掛ける。