大学受験を控えている生田と、生物学教師6年目の奈良先生。
テスト1問分の点数を犠牲にした告白から始まります。
お互いに不慣れ過ぎる恋愛にきちんと向き合って進んでゆく描写は静かに。
雨によせて綴られる心情など雰囲気の良さに魅力があり
ます。
おばあちゃん先生がいることで物語にもやわらかみも。
線のしっかりした勢いのある絵と、
繊細な表紙絵とタイトルとの差が気になり手にとった作品でした。
「となりのシュガーボーイ」発表きっかけに、久しぶりに読み返しています。
最近の絵は丸みを帯び柔らかさもありますが、この頃の鋭さも好みです。
2018読
2017/1/14/総195(Section.1〜5+「男子トーク」2pあとがきも)
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