因習にとらわれた家族の話…となると、結構ぎとぎとなのかと思えば意外にあっさり。
1話の始まりから、複数にやられてる主人公…
始めからコレはキツイかな?
と、思って読み進めていく内に違和感。
明治とか大正とかの話かと思いき
や、ケイタイデンワ?しかも、スマホ!?
あ…コレ現代の話か…。
と、理解するまで少しヒマが要った。
兄が妹に手を出すシーン、個人的には悪くないと思う。
兄のケイタイに妹が助けを求める所で、ようやく現代の話じゃないといけない理由を理解出来る。
明治大正、この家に電話が有っても、兄が電話に出るとは限らないし、妹が電話をして兄と連絡がつく前に見付かる可能性大。
婆さんの過去話と涙に『今は被害者じゃなくて加害者だろ、アンタ…』と、イラッとしつつ『カゴメにする為に養女にした非血縁者の孫に情けは無用。もう娘の時のようなツライ思いはしたくない。』という気持ちは理解出来た。
最後には兄と妹は愛を貫きハッピーエンド。
まぁ…悪くないんじゃない?40P/話だし、本にしたら単行本1冊に満たない程度だし、こんなもんでしょ。
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