1巻175、2巻173ページ。
ディストピアもの。人が居なくなって街を植物が侵食している景色が好きです。そして、誰も居なくても、お店のものを持ち出す時にはきちんとお金を払っていく馬鹿正直さが良いです。
ぼっちな博士が、自分の開発したロボ
ットと日々を過ごす、ちょっとシュールなコメディー。確実に近付く死の影、もう届かない過去の思い出、そういったものを包み込むような、絶望的状況の中での穏やかな日々。ロボットをひとりぼっちにしないように、と考える博士の気持ちに、胸が締め付けられます。
こちらは『葬送のフリーレン』の原作者さんが作画まで手掛けている作品で、この絵柄にも味があるしストーリーにも合っていて私は大好きです。また、漫画原作にはかなりの幅があるようで、大まかなあらすじ程度の原作もある中、『フリーレン』はラフ段階までこの作者さんが手掛けています(少なくとも序盤は確実にそう)。あの独特な「間」がお好きな方には、ぜひこちらも読んでいただきたい。
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