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裸足のせいめい 上
2巻完結

裸足のせいめい 上

700pt/770円(税込)

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作品内容

これは、恋をしない人と恋をする人が共に生きるための物語。

桜井飛鳥には恋愛感情がない。そんな自分を「普通じゃない」なんて思ったことはなかった。10年前の、あの一瞬を除いては――
男女4人、かけがえのない存在に至るまでの恋と友情の物語が始まる。

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作品ラインナップ  全2巻完結

  • 裸足のせいめい 上

    700pt/770円(税込)

    これは、恋をしない人と恋をする人が共に生きるための物語。

    桜井飛鳥には恋愛感情がない。そんな自分を「普通じゃない」なんて思ったことはなかった。10年前の、あの一瞬を除いては――
    男女4人、かけがえのない存在に至るまでの恋と友情の物語が始まる。
  • 裸足のせいめい 下

    740pt/814円(税込)

    高校2年生の冬、飛鳥は日菜乃から告白された。
    日菜乃のことは好きなのに、
    同じ形の「好き」を返せないことに
    わだかまりが募ってゆき──

    お互いの幸せを願い、傷付き、
    傷付けあった四人が辿りつく
    幸せの現在地へ。

レビュー

裸足のせいめいのレビュー

平均評価:5.0 2件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 恋がない世界に生きる人
    チョロマカツさん 投稿日:2023/9/25
    【このレビューはネタバレを含みます】 頑張る若者の姿に涙が…!! 飛鳥、ひな、学、レオの4人の高校時代から10年後まで。 恋をしない飛鳥と3人の恋心。 セクシュアリティうんぬんの前に、目の前の大切な人とのこれからを繋げて行こうとする姿に素直に胸を打たれました。もがきながらもわかりたいと考え続ける。 10年後まで描かれたのは、それだけ他人のアイデンティティを理解するのは難しいと言う事かなって。 どの子の気持ちも本当にかけがえのない宝物ですね。4人が4人それぞれに流す涙がたまらなかった。みんな相手を思っての涙で…もうほんとこの子らどんだけ優しいんだと…(思い出し泣)でもそれも糧になって行く描かれ方が好き。 あとがきにありましたが、現実はこう綺麗ではない。確かにそうだと思います。 しかし1つの考え方の指針(っていうと堅くて違うか…)こうでありたいと思う人間の姿そのものだと思う。憧れるよ、みんなかっこいい! 自分の持つフィルターにもハッとさせらるし、4人の誰かの思いに共感出来る部分がきっとある。 出来ればこれから色んな、沢山の出会いをする若い方に読んで欲しい。 知ることで選択肢が広がって、きっと未来へ繋げて行けると思う。 勇気を貰える作品!心から素敵でした! 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) すごく良い(( 下巻まで読み改題、追記))
    木蓮さん 投稿日:2022/12/1
    【このレビューはネタバレを含みます】 ちょっと言わせて…〔顔レビュ〕うっかり触ってしまった…違う!〔グッド?じゃなく…〔ううっ泣き〕に近いかな。 〜〜先に下巻までやっと読んだ今の感想を。(下巻217p) ……ほんと良かった! 上巻読んだ時の"ベクトルが…"とか書いたけど、浅かった。私の読み方が。まだ上手く書けないけど。 各々の想いの"ベクトル"。確かにそれはあるんだけど。派手な演出はなく、静かに4人の心情描写が、なんというか…心が痛い。割りきれない4人の気持ちが伝わってきてそこに葛藤があって。すごく切ない。 下巻途中から10年後の4人の在り方が描かれている。その10年ってすごくデカい。ここ、入れてくれてありがとうと作者さんに言いたい。 そして、エンディングめっちゃいい。 先は長く、そして各々の未来が明るいと描ききっていると感じる。 4人が各々に「がんばれ」って言ってる(思ってる)ところ、こちらがなんだかすごく励まされる感じすらしてきて。 …もう中年なのにね。 すごく素敵な作品でした! 《追記/2024.2.25》 ーー〔敢えて上巻時のは消さない。ほんとすみません、遅くなってしまって。以下 上巻読後の記載分〕―― まだ上巻出たばかりと知りつつ、あらすじと立読みで今読みたくて購読。 「同居人の五杯目」の作者様。 本書の最後に「下巻・2023年発売予定」とありこの巻も上巻と書いてあるので、予定では次巻で完結なのかな。 (あらすじは作品紹介文で) 上巻は169p。 恋愛感情がない飛鳥と高校の同級生の友達4人グループのお話。 4人の想いは各々にベクトルがあるのですが、ジェンダーも越え(←そのベクトルと各々のジェンダーが見所かと。)それをもフラットに描かれていて読んでて心地良い。 友達でなくなってしまうのを避けるため、慎重に動いてるところや、 自分の気持ちを優先したいであろうところでも、相手の気持ちを考えていたりするところ、素敵だと感じます。 それを説教臭くなく、さらっと表現されていてとても良いです。 先に書いた壁となるところをどう越え、終結させるのか楽しみです。 次巻が待ち遠しいです。 続きを読む▼

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