態度で愛情を感じ取り、言葉はなくても添い遂げようとした矢先、言葉にしてちゃんと伝えてくれて、やはり強い実感を伴って幸福に浸るヒロイン。ここが良かった。
セットで読んだが単品レビューが付いていない。2冊まとめて読まない人に、完結巻の感想を個
別に書くと、守られるか逃げるか、という状況しか選択肢がなく、弱かった存在のヒロインが、逞しくなり、遂に彼ダンスタンを救い出すことになる話。
この2巻目のヒロインの変化は、最初は逃亡予定のところを、敵の出現によって狂わされたハプニング性あることが意外に二人を結び付けたことから。
二人が夫婦として様になって行くまでの数々の小競り合いも良かった。
途中から悪役の存在も、次作を意識した展開に代わる。
読む順序間違えたことをここでまたも思い知ってしまう。
この後、夫ごろしの妻の話に続いていく。
7人兄弟物を事前に全貌掴んでいたらな、と今更ながら。(それでも面白さを味わえたのだが)後悔しきり。
ベッドシーンやや多い。
しかしダンスタンはセクシーには描かれている。ヒロインが彼を評する言葉がきちんと当てはまる感じは大いにする。
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